社内ニートの日常

元化粧品会社研究員、現社内ニート。

学生時代、キャバクラでアルバイトをした話

f:id:shijimiblog:20190719110346j:image こんにちは!元化粧品会社研究員のしじみ@shijimiol)です!

 

私は大学生時代、一人暮らしをしていました。

生活費を稼ぐためにいくつかアルバイトをしました。

水商売も含め、アルバイト歴とその所感を紹介します。

 

 

アルバイト歴

一つ目のアルバイト:居酒屋

小さな居酒屋だったので、ホールもキッチンもドリンクも全部やりました。

時給は900円くらい。3年くらい続けました。

 

「大学生のアルバイトといえば居酒屋でしょ!」という軽いノリとまかない目当てで始めたアルバイトでした。人生初のアルバイトだったので、初めて店員という立場に立ちとても良い経験になりました。

忙しいときにお客さんにせかされたり、酔っ払いに絡まれたりしたのは大変でしたが・・

他のアルバイトの人とくだらないことを喋ったり、常連さんと仲良くなったり、なんだかんだ楽しかったです。

 

しかし、大学の研究室が忙しくなったのと、他のアルバイトもしてみたくなり辞めました。

 

二つ目のアルバイト:会員制クラブ

次に私は夜の世界に足を踏み入れました。いわゆる水商売で、お酒を飲みながらお客さんとお話するアルバイトです。富裕層が多い会員制のクラブで、時給は2000円でした。

ここでアルバイトを始めた理由は以下の4つです。

 

  • 友人に誘われたから
  • 時給が高いから
  • 人見知りを克服したいから
  • 社会人になったらやらないであろう仕事に触れてみたかったから

 

夜のお店に入ったことも無ければ、知らないおじさんとお酒を飲んだこともないただの大学生だった私は、お酒の注ぎ方もボーイさんの呼び方も知りませんでした。そしてなにより、お客さんと何を喋って良いのかわかりませんでした。どう見ても垢抜けない大学生だったと思います。

社会的地位の高いお客さんが多かったので、貴重なお話を聞けたり高いお酒を飲めたりしたことは良かったです。お店の繋がりで有名スポーツ選手の誕生日会にも参加できました。

 

しかし、お客さんとの人間関係などで、精神的に疲れてきたため半年で辞めました。

 

三つ目のアルバイト:キャバクラ

再び友人に誘われ、次はキャバクラでアルバイトをしました。時給2500円でした。

比較的料金の安いキャバクラだったので、若いお客さんも多く客層が悪かったです。会員制クラブのような上品な雰囲気ではなく、ワイワイしたカジュアルな雰囲気だったので、ある意味気が楽でした。

このキャバクラで私は初めて「指名制度」を経験しました。お客さんが「指名料」をお店に支払い、気に入った女の子を指名して一緒に飲むという制度です。指名が多ければ時給がアップします。

さらに「同伴出勤」も経験しました。お客さんと一緒にお店に出勤し、そのままお店で一緒に飲むシステムです。お客さんは「同伴料」をお店に支払い、同伴料はそのまま給料に上乗せされました。たいていは出勤前にお客さんとご飯を食べに行きます。(タダでご飯を食べられて同伴料が貰えますが、拘束時間が長くなるのでとても疲れます。)

幸い女の子同士で競争があるようなお店ではなかったので、ただの大学生でもやっていけました。

この時は、週2~3回の出勤で13万円くらい稼げました。

 

半年間続けましたが、大学の卒業が迫っていたため辞めました。

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水商売をやってみて大変だったこと

何を喋って良いかわからない

人見知りにとってはこれが一番苦労しました。全く接点のない人と何を話せば良いかわかりませんでした。お客さんによっては、プライバシーに関わることを言いたくない人もいます。「なんのお仕事ですか?」「どこから来たんですか?」のような日常会話も気をつけなければなりません。明らかに年上の人には敬意を払いつつも親しげに話さないとけないし、同年代の人はなんだか恥ずかしくてどんなテンションで話せばいいかわかりませんでした。

イヤなことを言ってくるお客さん

キャバクラはお酒を飲んで楽しむ場所です。しかし楽しみ方はお客さんによってさまざまで、女性を侮辱することで楽しむ人もいるのです。初対面なのに「君のこと嫌い」「キャバクラつまんねぇな」「鼻とか整形したら?」と言う人や、何を話しても完全無視という人もいました。水商売の女性を下に見て、マウントを取って楽しんでいるのでしょう。お金を貰っているからにはある程度は我慢すべきですが、さずがにムリだと思う事もありました。

毎回ばっちりメイク

これは当たり前なんですが、自分が一番かわいく華やかにみえるように毎回ばっちりメイクをしなければなりません。つけまつげをつけて、髪の毛をクルクルに巻いて、お店でドレスに着替えて・・・という流れが面倒な日もありました。水商売に限らず接客業全般身だしなみには気を付けないといけないんですけどね。

 

水商売をやってみて良かったこと

時給が良かったので効率よく稼げた

飲食店やコンビニと比べると時給がかなり高いです。地方と都心でかなり違いますが、時給2000円~4000円が相場でしょう。限られた時間で効率よく稼ぎたいという人には良いですね。

高いお酒を飲めた

ドン〇リやヘ〇シーなど、普通の大学生が自分のお金ではなかなか飲めないようなお酒を飲むことができました。私はお酒に詳しくないので、正直味の違いはわかりませんでしたが、有名なお酒を飲めるというのはとても嬉しい経験でした。

知らない世界に触れることができた

大学生時代に水商売のアルバイトをやらなかったら、一生その世界に触れなかったことでしょう。女性ならキャバクラ店内に入ることもないですからね。自分と同じような道を生きてきた人としか関わらなかった私にとっては、水商売で生きている女性と関わることができたのは貴重な経験でした。

 

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経験できてよかったけど、もうやりたくない

一般的には水商売は良いイメージはありません。少し経験があるだけでも彼女にはしたくないという男性もいるでしょう。しかし私は、大学生時代に経験できて良かったと思っています。

 普段は妻の尻に敷かれているサラリーマンも、大企業のお偉いさんも、凄腕の社長も、夜のお店ではただのお客さんです。年齢や肩書きに必要以上に気を遣わなくてもいいんだな、と思えるようになりました。

 時給が高い理由もなんとなくわかりました。(個人的意見ですが)同じ時給なら居酒屋でアルバイトをした方が楽です。こうやって雇用のバランスがとられているのでしょう。

 

大学を卒業し、普通の会社員となりましたが、もう水商売をやろうとは思いません。というか二度やりたくないです。やっぱり自分には合っていないというか、嫌いな仕事です。

 そんな嫌いな仕事を、アルバイトとして経験してよかったな、と思います。だってやってみないとわからなかったですからね。

 

しかしこのことは親には永久に秘密にしておきます…

 

以上、社内ニートしじみのアルバイトの思い出でした。

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